【新連載】サッカーの楽しさを、すべての人に。檜舞台を目指す「アンプティサッカー」の役割と活動

翌年にオリンピック・パラリンピックを控えた日本。各メディアでは、障がい者スポーツにスポットを当てた番組を多く取り上げるようになりました。サッカーに関しても、アンプティサッカー・日本代表が昨年、「2018年メキシコワールドカップ」に出場し、その健闘が日本でも放送されました。

しかし、未だに障がい者スポーツの大きな課題は、競技への理解と認知です。アンプティサッカーもブラジルから日本に伝わったスポーツで、日本では2010年からスタートしたばかり。歴史が浅いこともあり、まだその存在を知らない人が多いのが事実です。

「サッカーの楽しさを、すべての人に体感してほしい」。いちスポーツとして、アンプティサッカーを日本で広げるために、さまざまな人が障壁を乗り越えながら活動を続けています。

連載ではアンプティサッカーに携わるキーマンをインタビュー。アンプティサッカー協会発足から現在に至るまで、そして未来に向けての活動を紹介していきます。

初回は導入編として、アンプティサッカーの概要を説明します。

7つの障がい者サッカー。切断障がい者がプレーする「アンプティサッカー」

・すべての人が楽しめるように障がい者サッカーは7カテゴリーに分類

アンプティサッカーを紹介する前に、前提となる障がい者サッカーについて説明します。障がい者サッカーは7つのカテゴリの総称です。障がいの種類ごとにわけることで、選手のパフォーマンスを存分に発揮してもらうためです。健常者のサッカーでも、年齢や性別に制限を求めて競技を行うことで、拮抗したパワーバランスとエキサイティングな試合内容になるのと同じ考えです。

すべての障がい者サッカーの説明については割愛しますが、詳しくは「一般社団法人日本障がい者サッカー連盟」のホームページをご覧ください。

・アンプティサッカーとは足や腕に切断障がいのある人が行う7人制サッカー

障がい者サッカーの中にあるアンプティサッカーは、足や腕に切断障がいのある人が行う競技。日常生活で使用する義足・義手を外して、介護・リハビリ用の歩行補助器具として使用される「ロフトストランドクラッチ(腕に装着して使用する片手用の杖。通称・クラッチ)」で体を支えながらプレーをします。

「アンプティサッカー 紹介動画」

ルールは以下のとおりです。

・フィールドプレーヤーは「下肢切断者」、ゴールキーパーは「上肢切断者」がプレー
・フィールドプレーヤー6名、ゴールキーパー1名の計7人でプレー
・25分ハーフ
・ピッチサイズ は国際基準 60m × 40m
・オフサイドはなし
・クラッチを故意に使うとハンドの反則
・ゴールキーパーはペナルティーエリアの外に出ることはできない
・選手交代は何度でも可能

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